訪日外国人旅行者はどこから来ている?国別まとめ

訪日外国人旅行者はどこから来ている?国別まとめ

訪日外国人旅行者数、増加の勢い止まらず

日本政府観光庁は今月16日、2015年1月から11月までの訪日外国人旅行者が過去最高の1796万人となったことを発表しました。2014年の1年間の訪日外国人旅行者が1341万人でしたので、現時点でも前年を遥かに上回っていることがわかります。

訪日外国人旅行者とは、その名の通り、日本を訪れる外国人のことです。街中で外国人を見かけることが多くなったなぁと感じているみなさん、その通りです。訪日外国人数は2012年から4年連続で前年を上回っており、右肩上がりなのです。

2012年 836万人
2013年 1036万人
2014年 1341万人
2015年 1796万人

※2015年の訪日外国人数は1~11月までのデータです。

当初、日本政府は観光立国実現のために、2020年までに訪日外国人旅行者を年間2000万人にしよう、という目標を掲げていました。しかしゴールの5年前である今、既に1796万人です。12月の数値はまだ出ていませんが、外的要因がなければ、2015年で1900万人後半に届くと言われています。

2000万人計画を表明した当初には予想もつかなかったこの前倒しの目標達成。この現状を受けて、安倍首相は「次なる目標は3000万人だ」と、数値を大幅に引き上げました。

ちなみに、訪日外国人旅行者数が1000万人を突破したのは2013年です。たったの2年間で、その倍の外国人を受け入れる国になったということですね。これだけ一気に増えた訪日外国人たち、数値の面だけでなく、みなさんも日常のなかで実感しているのではないでしょうか。電車や街の中で外国人がいる風景は当たり前になりつつありますね。

今が2000万人規模ということは、3000万人規模になったときには、もっと外国人が身の回りに増えるということです。私の近所では外国人を見かけない、という方も、これから2、3年で外国人がいるのが当たり前の風景に変わっていくのかもしれません。


どこの国からきているの?

著しく増えていく外国人たち、いったいどこの国から日本に訪れているのでしょうか。

日本政府観光局(JNTO)によると、2015年の1月から11月までの訪日外国人国別ランキングは以下の通りになっています。隣国の中国、韓国、台湾、香港だけで全体の7割超えているのは驚きです。

1位 中国 4,646,700人

2位 韓国 3,586,400人

3位  台湾  3,411,300人

4位  香港  1,366,900人

5位  米国  943,300人

6位  タイ  703,200人


特に増えた国はどこ?

JNTOは国別の訪日外国人数とともに、国ごとの伸率も発表しています。どこの国からの訪日外国人が前年に比べてどのくらい伸びているかという数値です。伸率が高い上位5か国は以下の通りとなります。(※この数値は、2015年の1月~11月までのデータです。)

1位 中国    109.4%
2位 香港     66.7%
3位 ベトナム   50.5%
4位 フィリピン  45.1%
5位 韓国     44.3%

伸率を見てみると、トップ5はアジアの国々が占めています。やはり中国強し。伸び率が109パーセントということは、訪日数は昨年の約2倍になったということです。

また、人数ランキングでは登場してこなかったベトナム、フィリピンがランクインしていますが、これはビザ緩和の影響だと思われます。政府は訪日外国人旅行者2000万人達成のため、インドネシア、フィリピン、ベトナムの3か国に向けて、ビザの大幅緩和を行いました。今後も、この3か国からの旅行者が増えることが予想されます。

日本学生支援機構の調査によると、ベトナムは留学生数のランキングにおいても、中国に次ぐ2位となっています。これまで、2位はずっと韓国だったんですが、今年発表されたデータではベトナムが逆転しています。


まとめ

今回は近年急激に増加している訪日外国人旅行者を取り上げました。増える外国人旅行者対策として、英語を思い浮かべがちですが、ご紹介したように旅行者の多くを占めるのは隣国の人たちです。英語の他にも、例えば中国語などや韓国語が少しできたり、そのような案内表記があると、これからますます訪日外国人旅行者が増えた際に、競合店から一歩リードできるかもしれませんね。



エキテンマガジン編集部

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