平日の集客対策にも!アクティブシニアを呼び込むお店づくり

平日の集客対策にも!アクティブシニアを呼び込むお店づくり

アイドルタイム集客のカギを握るアクティブシニア

高齢化に伴い、シニア世代が増加傾向にあります。シニア世代というと、どうしても介護や福祉の分野を想起してしまいがちですが、それだけでは決してありません。特に団塊世代が定年を迎えてからは、元気のあるシニア世代が増えています。行動的で経済的にも余裕のある彼らは「アクティブシニア」と呼ばれ、集客のカギを握る存在になっています。アクティブシニアは、時間的にも余裕があることから上手く集客することができれば、平日やアイドルタイム(比較的来店客数の少ない時間帯)の来店に期待ができます。アイドルタイムにどれだけ集客できるかどうかで、売上も利益も大きく変わってきます。ただし、若者とは違う、アクティブシニアならではの消費行動の特徴があるので、それを踏まえた的確なアプローチが必要になってきます。


平日にアクティブシニアの集客に成功している事例

アクティブシニアの平日集客に成功している事例として「コメダコーヒー」が挙げられます。コメダコーヒーの大きな魅力といえば、モーニングサービスです。朝11時までにコーヒーなどのドリンクを注文すると、トーストとゆで卵が無料でついてくるので、この時間帯に来店する大きな動機付けになっています。さらに、新聞や雑誌なども充実しているため、朝刊を読みながらゆっくりとくつろぐことができる店内環境になっています。価格は、若者向けのカフェに比べると高めではありますが、経済的にも余裕のあるアクティブシニアであれば気になるほどではないようです。テーブルや通路も広めで、長居しても邪魔にされない雰囲気の店内なので、ひとりでも読書などをしてゆっくりと過ごすことができるのです。

また、女性のアクティブシニアにターゲットを絞り込んだ事例として「カーブスジャパン」があります。フィットネス業界の市場規模が縮小するなか、高齢化の進む地方を中心に積極的に出店しています。運動はしたいけれど若者が行くようなフィットネスクラブに通うのは敷居が高い、かといって散歩だけでは満足できない、という行動的な女性アクティブシニアにとっては格好の施設です。営業時間も短めで、正味30分ほどのトレーニングであることを考えると会費も安いとはいえませんが、平日でも時間に余裕がある健康意識の高いアクティブシニアの女性から人気を集めています。


アクティブシニアの消費行動の特徴

アクティブシニアを集客するためには、アクティブシニアの特徴を把握したうえでアプローチする必要があります。アクティブシニアとは団塊世代の方が多く、経済的にも時間的にもゆとりのある世代です。この世代は、車や家電、オーディオ、住宅など高度成長期の時代から大量消費の先頭に立ってきました。そのため、今でも消費意欲が旺盛で、デジタル家電など、大きな出費であってもあまり躊躇しない傾向があります。独自のライフスタイルを重視し、特に趣味に関するものには意欲的でこだわりがあり、出費を惜しまない特徴もあります。

また、流行にも敏感で、ITにも興味がありスマホやタブレットでソーシャルネットワークを使いこなす方も珍しくはありません。健康に対する意識も高く、健康のために良いものであれば積極的に取り入れる傾向が強いことも、特徴のひとつでしょう。義理堅く、コミュニケーションを大切にするという傾向もあります。ですから、キャンペーンの案内などをすれば若者よりも来店する確率は高く、サービスのひとつとしてプレゼントなどをすれば、何かお返しをしなければ、と購入につながることも多いのです。


アクティブシニアを集客するために効果的な方法

アクティブシニアを集客するためには、アクティブシニア大歓迎の店であることを伝えなければなりません。そのための有効な方法として、ポイントカードがあります。アクティブシニアを優遇するポイントカードを発行することで、シニアを大切にしている店であることが伝わりますし、リピート来店にもつながります。アクティブシニアは帰属意識が高い傾向にありますので、ポイントカードを発行することで他店に移ってしまうことを防止する効果も期待できます。

また、早朝割引なども有効な方法です。起床時間が早く、朝でも時間に余裕のあるシニアを呼び込むきっかけのひとつになります。ビジネスによっては朝の散歩ついでの来店など日課的になり、毎日のように来店してもらえることも期待できるでしょう。

そして、アクティブシニアを意識した、きめ細やかなサービスや気遣いをすることも有効です。シニア向けサービスというと、宅配サービスや組み立てサービスなどを考えてしまいがちですが、アクティブシニア世代には老人扱いされるのを嫌う人も少なくありません。そのため、来店しやすい店舗作り・雰囲気作りをすることも効果的です。例えば、飲食店ですと紙のオシボリではなく布のオシボリにする、器にこだわる、メニューやチラシは老眼でも苦にならない文字の大きさにするなど、工夫することでシニア世代にとって居心地のよい空間になります。何より、コミュニケーションを大切にするアクティブシニアには、何よりも親切な接客が1番喜ばれます。大切なお客様として接することで顧客満足度が高まり、リピート来店も期待できるようになります。


アクティブシニア集客のためのポイント

平日やアイドルタイムにどれだけ集客できるかどうかで、売上や利益は大きく変わってきます。そのような時間帯に、経済的・時間にゆとりのあるアクティブシニアをターゲットとし、集客することが効果的です。独自のライフスタイルを重視するアクティブシニアは消費意欲も旺盛で、こだわりがあるものであれば価格にあまりこだわらない傾向があります。アクティブシニアを集客するためには、アクティブシニア大歓迎の店であることを伝える必要があり、そのための方法として、シニア優遇のポイントカードや早朝割引などがあります。そして何よりも、アクティブシニアには親切な接客が1番喜ばれるということを覚えておきましょう。笑顔できめ細やかな接客を行い、アクティブシニアの集客につなげていきましょう。



エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。