地道なカイゼンで開封率・クリック率をアップさせるメールマーケティング術

地道なカイゼンで開封率・クリック率をアップさせるメールマーケティング術

メールマーケティングの効果を最大化しよう

メールマーケティングは配信リストと配信ツールさえあれば低コストで始めることのできる、王道的なマーケティング手法です。近年はお客様とのコミュニケーションにLINE@などを利用するお店も増えてきていますが、依然メールマーケティングも有効なツールであることに変わりはありません。

しかし、お客様のメールフォルダには多くのセールスメールが入ってきます。重要なことは、配信したメールに対して、いかに興味を持ってもらい、開封・リンククリックにつなげていけるかです。

そこで今回はメールの開封率・リンクのクリック率をアップさせるメールマーケティングの手法についてご紹介します。


配信時間の最適化をはかる

メールを配信する「時間帯」によって開封率・クリック率は変化します。忙しい時や手持ち無沙汰な時とでは数値が変化しそうなのは何となく想像できますよね。

実際、2012年度に行われたアメリカの調査によると、メールの開封率は通常、平日午前8時~午前10時前後の時間帯の開封率が一番高く、土日になると下がる傾向にあるようです。

これは、通勤時間や出社直後にメールチェックをする人が多いことや、朝の家事などをすませて一息ついたりした後メールを確認する人が多いためと考えられます。

お客様の年齢や職業によって、いつ送信するべきかは変化させるべきですが、一般的に平日朝に送信するのが良いということは覚えておきましょう。

また、昔は「メールチェック=パソコン」でしたが、最近はスマートフォンで数時間置きに定期的にメールチェックを人も多くなりました。

そのため昼休み(12時前後)や仕事が終わった後(18時前後)、夜寝る前(21時前後)にメール配信するのも有効です。

何度か配信時間を変えてテストを行い、自分のお客様に合ったメール配信時間を見つけていきましょう。


CTAボタンは見やすく、分かりやすくする

メールを読んでもらう最大の目的はサイトへの誘導や店舗への来店です。こうしたアクションを取るように促すためのボタンやリンク等のことを、CTA(Call To Action)と呼びます。

メールを作るときはまずこのCTAをしっかりと定めて、どのような目的でメールを出し、お客様にどのような行動をとってもらいたいかを決定します。メールを読んでから取ってもらいたい行動を促すためにも、CTAはメールの中で何よりも目立つことが大切です。

そのため、メールの本文中で目立つように配置や色、文字のサイズ等を工夫することが大切です。
またCTAはなるべくスクロールしなくても見ることができるメール上部に最低1つは設置するようにしましょう。


送信元を個人名に変更する

お店や企業のメールだと、会社名やお店の名前でメールを送るところがほとんどです。しかし○○株式会社、や○○ショップなどの送り主からのメールはビジネス用のメールだと判断されてしまうことが多いため、開封率は低くなりがちです。

そこでおススメするのがメールに個人名を使う方法です。「エキテン太郎(エキテンフラワーショップ代表)」などのように個人名でメールを送信することで、営業メールの印象が薄まり、開封率アップにつながります。


タイトルや本文にお客様名を差し込む

送信者に個人名を入れる方法と同様に、タイトルや本文中にお客様の名前を差し込むことも有効です。特定多数に送信されたメールというイメージを払しょくし、特別なお客様、お得意様に差し出したメールという特別感を持たせることでメールに対する興味を引くことができます。

「1件1件件名を変えるのは面倒…」と思う方もいらっしゃると思いますが、メール配信ツールの多くは「差し込み機能」という機能が搭載されています。この機能を使えばCSVでデータを投入するだけで、簡単に1件1件お店の名前などを差し込むことが可能です。


メールタイトルに「限定」や「無料」などにキーワードを使用する

メールに興味を持って貰い、開いてもらうためにはタイトルがもっとも重要であるといえます。 そのためタイトルには必ず顧客の関心を引くためのキーワードを入れておきましょう。特に「期間限定」や「送料無料」など限定品やお得感のあるキーワードには関心が多く集まります。

また、若い女性向けのメールには「新商品」「人気商品」「人気ランキング」などのホットなキーワードにも高い注目が集まります。顧客層によって関心を持ちやすいキーワードを探してみましょう。


テキストメールとHTMLメールの使い分け

メールの場合テキストメールとHTMLメールのどちらの形式で送るのかも悩むところです。テキストメールの場合華やかさには欠けますが、サイズが軽いため開封してすぐに読み込めるというメリットがあります。

一方HTMLメールの場合画像も多く使用できるため、クリック率も高くなる傾向にあり、商品やサービスを紹介する広告メールとしては向いています。一般的にテキストメールの方が軽く、コストもかかりませんが、テキストメールではクリック率はわかってもメールの開封率はチェックできないため、メールの開封率を知るためにはHTMLメールが欠かせません。

しかし画像を多用し過ぎると重くなったり、ウィルスチェックではじかれてしまったりすることもあるので用途に応じて使い分けましょう。


A/Bテストを繰り返す

A/Bテストとはインターネットマーケティングにおいて、効果を比較するテストで、メールにおいては同じ時間帯、同じ内容で一部だけ違うAとBのパターンを用意し、どちらがより開封率が高く顧客の関心を集められたかチェックする手法です。

このテストを行うにあたって、一度にいくつもの変更点があるとどの変更点が有効であるかわからなくなることから、「文字の色だけを変えてみる」「文字の大きさだけを変えてみる」など小さなことから徐々に変えていくことが大切です。こうして開封率が高かったものを採用し、自社の顧客にあったメールの作成に役立てましょう。


まとめ

メールはもっとも簡単に、短時間でできるWEBマーケティングの手法のひとつです。特定電子メール法など各種法令に気をつける必要はありますが、上手に活用すれば顧客との関係強化や売上アップにつなげることができます。その効果を最大化するためにも、ここで紹介したような手法を試してみてください。



エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。