インバウンド集客のメリットとそのコツ

インバウンド集客のメリットとそのコツ

インバウンド観光客を集客できていますか?

日本を訪れる外国人観光客は年々増え、2015年には1927万人の外国人観光客が日本を訪れました。2016年に入っても増加傾向は変わらず、日本政府観光局のデータによると、2016年1~4月期は総数で2015年比32.9%増加の783万人、中でも中国人観光客は2015年比49.5%増加の198万人と、2015年以上のハイペースで外国人観光客が増加していることが分かります。

このインバウンド需要を取り込もうと、企業も様々な取り組みをしています。たとえば、中国人観光客に人気なとんこつラーメン店「一蘭」。新宿店は、店の中はほぼすべて中国人観光客で、外まで行列が出来ていました。一蘭は味の濃さや麺の硬さを好みに合わせて調整でき、その味の好みを指定する「注文票」も、日本語だけでなく、中国語・英語の注文票も用意されているので、外国人観光客にとって注文しやすいというのが人気の理由の1つでしょう。

またセブンイレブンは免税サービスを開始したり、西武池袋店では中国語のあいさつや接客用語を朝礼で唱和するなど、外国人観光客が少しでも買い物しやすいようにサービス向上を図っています。

しかし、資金力や人材力に乏しい場合が多い個店だと「英語や中国語は分からない」「外国人の接客は大変そう」と及び腰になり、インバウンド集客へ積極的に取り組めている店舗は少ないのではないでしょうか。
この記事では、インバウンド集客に個店も挑戦するべき理由を2つあげ、インバウンド集客をする上でネックになっている問題をどう解決するべきか、ご紹介していきます。


インバウンド集客のメリット1 他店舗との差別化

街を歩けば分かるように、インバウンド対策をしているお店の多くはチェーン店などで、個人経営の店舗レベルで積極的にインバウンド集客に注力しているお店は、あまり多くありません。 つまり、同じ地域のライバル店舗が対策をとれていない状況で、インバウンド集客対策をすれば、他店舗との差別化要素とすることができます。

具体的にどのような対策をすれば良いでしょうか?

たとえば中国語や英語でPOPを作ってみたり、英語で接客するためにかんたんな英語接客をスタッフと一緒に覚えてみたり、中国人観光客のほとんどが使用しているといわれる銀聯カードでの決済への対応などをしていみるのはいかがでしょうか?詳細は下記の記事を参考にしてください。

爆買い中国人観光客を集客するPOP作成法
英語で接客できたらかっこいい!【飲食店編】
銀聯カードとは何か理解しよう


インバウンド集客のメリット2 平日の稼働アップ

インバウンド需要を取り込むメリットその2は平日の集客数アップです。

業種によってやや違いはありますが、一般的に、金曜日の夜や土日祝日など、人の動きが活発になる時間帯よりも、多くの人が働いている平日の昼間の時間帯などはどうしても集客数が鈍化してしまいますよね。もしインバウンド客を集客することができれば、彼らは平日の昼から活発に消費をしてくれますから、平日の客足不足を補うことができます。


インバウンド客の中で特に多い中国人観光客と接するコツ

インバウンド客の中で、4分の1以上を占めるのが中国人観光客です。彼らと上手に接していくためのコツについて以下の記事にまとめています。以下の記事を読んで「中国人ってこういう考え方をするんだ」ということをまずは頭にいれておきましょう。

中国人のマナーや性格~中国人観光客との関わり方~

また、エキテンマガジンに掲載されているインバウンド関係の記事も合わせてお読みください。近年お菓子や魔法瓶などのモノを購入する「モノ消費」から体験などを重視する「コト消費」へと中国人観光客の消費のトレンドも変化しています。

「モノ消費」から「コト消費」へ 訪日外国人客が次に狙うモノ
「爆買い」の時代終了!?「春節」の訪日中国人に効く3つの集客戦略とは

また飲食店関係者の方には中国人の味覚と日本人の味覚を比較したこちらの記事もおすすめです。

中国人の味覚と日本人の味覚の違い 中国人が好む味付けとは?


まとめ

中国人観光客による「爆買い」は一時期に比べ落ち着いたとの意見もありますが、2015年以降も日本と中国の主要都市を結ぶ航空路線は増加しており、これまで日本に来たくても来にくかった中国の人々が初めて日本に訪れるというケースが増えています。また、就航した路線は、東京・関西方面だけでなく、北海道・九州方面の直行便も多いので、東京以外の都市にもインバウンド需要のチャンスが広がっている状況といえます。せっかくのチャンスですから、自分の店とは関係ないと考えず、まずは無理なくライトに出来る範囲から取り組みを進めてみましょう。

エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。