少子化時代に生き残る学習塾の集客方法

少子化時代に生き残る学習塾の集客方法

大きな転換期を迎える学習塾・予備校業界

大手学習塾の大規模な校舎閉鎖のニュースが流れ、塾同士での買収・子会社化が進むなど学習塾・予備校業界は今大きな転換点を迎えています。大学進学率は緩慢に上昇の一途を辿り、一方で少子化が進んでいく今後の日本社会において、この業界はどのような変化を受け入れなければならないのでしょうか。


学習塾・予備校業界の過去と今後

文部科学省の「学校基本調査」によると、2015年度の大学・短期大学への進学率は56.5%、半数以上の人が高校卒業後も就職ではなく学びの道を選んでいることがわかります。2001年度は48.6%、10年前の2005年度は51.5%でしたので、ゆっくりではありますが高等学校卒業者の大学進学率は上がり続けていると言えるでしょう。

この状況は教育業界にとっては歓迎すべきことです。一方で出生率は1970年代以降低下傾向にあります。どれだけ学習塾を必要としている子どものパーセンテージが増えても、そもそも生徒の絶対数が減ってしまえばその確保は難しくなります。

また最近の傾向として浪人生の減少という事実があります。1992年には40万人いた浪人生が今では7万人程度まで減少していると言われています。その背景にあるのは少子化に加え、大学数の増加、長引く不況による経済的理由が挙げられます。3大予備校と称された代々木ゼミナールが多くの校舎を閉鎖、事業規模縮小を決めたニュースは記憶に新しいですが、今後も学習塾・予備校業界では自然と淘汰が進むことが考えられます。


スタディアプリやmanavee等のネットサービスの脅威

また、最近ではスマートフォンの普及によりインターネットを使って自分で学習が進められるサービスが出て来ました。例えばリクルートの提供している「スタディサプリ」はアプリをダウンロードすれば24時間いつでも好きなときに好きな授業を受けることができます。
対応教科は実技を除いた5教科全てと広範囲にわたり、レベル別の授業や「センター試験対策」など特別授業も充実しています。月額980円ですが、内容の充実度を考えればそのコストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

またNPO法人まにゃびーの運営する受験生向けの学習サイト「manavee」では1万を超える動画の中から自分の好きな教科、先生を選び授業を受けることができます。登録は無料で、なんと教える先生は全てボランティアによって運営されています。このようにインターネットの発達により教育業界には新たな波が押し寄せているのです。


学習塾・予備校が取るべき集客方法

そのような逆風が吹く中で、学習塾・予備校が生徒を集めるには何がポイントとなるのでしょうか。宣伝方法としては様々な方法がありますが、チラシを使った方法がまず1つ考えられます。 塾の特徴や実績など情報を詳細に伝えるには優れた媒体ですが、まずは手にとってもらわなければならないというところにチラシ宣伝の難しさがあります。

また実際に通っている生徒から塾の評判が広まっていくということも1つの方法として挙げられます。友人を紹介したら特典がもらえる、というような紹介システムを導入している学習塾もあることでしょう。「物で釣るのか」という意見を持つ人もいるでしょうが、まずは「知ってもらう」ことが重要ですので、その機会を作るには有効な手段と言えるのではないでしょうか。

インターネットを使って、生徒や親が情報を積極的に集めることも考えられます。親としては高額の出費になるため、その塾のHPを見るだけでなく、口コミサイトで実際に授業を受けている生徒の声を聞くことも十分に考えられます。
塾を探すときに生徒・親はその塾の評判を何より気にする、という調査もありますから、口コミサイトは生徒・親にとって非常に便利なツールと言えるでしょう。塾側はそのことを念頭に置き、インターネットもうまく活用して集客に努めるべきではないでしょうか。


学習塾・予備校業界で有力な口コミサイト

そこで、学習塾を調べる際によく使われる口コミサイトをご紹介します。

1.塾ナビ

利用者数No.1を誇る塾ナビは小学生から高校生まで対応しており、10万を超える全国の学習塾の口コミを見ることができます。自分の地域から探すだけでなく、様々なランキングから探すこともでき自分のニーズに合った塾の検索が可能です。全国の塾に無料で資料請求できるのも特徴です。

2.エキテン

様々な業種の店舗の口コミ、ランキングを確認できる「エキテン」には学習塾の情報も掲載されています。掲載数は6万弱、口コミも9000件を超える数が投稿されています。写真も公開されているのでよりその塾のイメージがつきやすいかもしれません。詳細は こちら

3.塾・予備校ナビ

掲載数は約3万件と上記2つに比べるとやや劣りますが、その分1つ1つに情報がぎゅっと凝縮されています。塾の周りにどんな施設があるのかも確認できるので親御さんも安心ですね。


まとめ

今後ますます競争が激化していくことが予想される学習塾・予備校業界において、いかに生徒数を確保するのかというのは切実な課題です。様々な媒体を活用し、生徒になるであろう潜在顧客に積極的に働きかけていくことが重要なポイントになるのではないでしょうか。



エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。