スマホでかんたん!店舗の集客や販促に効く宣材写真講座(前編)

スマホでかんたん!店舗の集客や販促に効く宣材写真講座(前編)

紙媒体でもWeb媒体でも、店舗の集客や販促、人材採用において写真の持つ効果はとても大きなものがあります。しかし、ただ写真を撮るだけだとなんだか味気なかったり、それほど目を引かない写真になってしまいがちです。

「なんだか味気ない…」
「目を引かない…」
「写真で伝えたいことが伝わっている感じがしない…」

こうしたお悩みを解決すべく今回は、エキテン及びエキテンマガジンを運営する株式会社デザインワン・ジャパンのエンジニアで、プロのカメラマンとしても活躍する小峯将威さんに、スマートフォンのカメラで簡単にできて、「店舗の集客や販促に効く」写真の撮影術を教えてもらいました。3回に分けてシリーズでお届けします。




編集部:小峯さん、よろしくお願いします

小峯:よろしくお願いします。

編集部:今回は、求人媒体に載せる写真でデザインワン・ジャパンの雰囲気をどうやって伝えようか日々模索中という人事の入口さんも飛び入り参加です。

入口:よろしくお願いします!めっちゃ楽しみにしてました!

編集部:それではさっそく「店舗の集客や販促に効く写真の撮り方講座」、始めていただきたいと思います。よろしくお願いします。


キャプションを考えてから撮ろう

小峯:結構みんな普段からスマホで写真はいっぱい撮ってると思うんですけど、店舗の宣伝とか紹介ページとかに使うと考えて撮ってないですよね?なので「これいいな」と思って撮ってる写真も写真としては良いかもしれないけど、何が伝えたいのか分からないものとかがやっぱり多かったりするんです。(紙媒体にしてもWeb媒体にしても)店舗の人が何かを伝えるためのスペースって限られているので、1枚1枚の写真に意味合いをつけて撮ってあげないと、何が伝えたいのかよく伝わらない写真になったりします。

入口:「推しポイント」みたいな?

小峯:そうそう。4枚写真が載せられるとして、「やわらかい雰囲気で女性にも来てほしいです」っていうのを伝えたいのであれば1枚目は「女性が受付にいます」とか「笑顔が素敵な受付です」みたいなのを押し出す。なので、先にキャプションが「笑顔でお迎えします」というので決まれば、どういう写真を撮らなきゃいけないのかが必然的に決まってきますね。例えば整体とかマッサージとかで優しい感じの女性が受付で出迎えるのを見せたいのであれば、女性が受付カウンターに入った状態で撮る、とかですね。

入口「テーマからどんな画を撮るかを決める」ってことですね?

小峯:そうですね。なので先に言葉を決めておくと撮った写真が使いやすいです。

編集部:言葉にすることで、何を撮りたいかのイメージを作っておくんですね。

小峯:言葉に落とし込むと、「いや、それは(訴求するポイントと)違うよね」みたいなことがやっぱり起きるんです。写真を載せる枠が4つあるとしたら、4つともかっこいい雰囲気を押し出すと、確かにかっこいい雰囲気は伝わるかもしれないけどお客さんは来ないよね、みたいなことも起こるので。たとえば、2枚カッコイイ雰囲気の写真を続けたら次は「やさしい」雰囲気とか「こんなものがある!」みたいなのを押し出したりとかしたらいいですよね。なので、先に言葉(キャプション)を決めておくというのは、お店の紹介とかのための写真を撮る上では良いんじゃないかなと思います。

編集部:なるほど

小峯:あと、言葉にする場合も、「笑顔」とか「オシャレ」みたいな単語だけにしてしまうと、「だからどうなの?」ってなってしまうので、「笑顔でお迎えします」とか「オシャレな食器で料理を引き立てます」みたいな2つ以上の単語の文章で構成してあげると良いです。「笑顔でお迎えします」だったら、「笑顔の人」と「お迎えする場所」が写真の要素に必要になることが分かりますよね。

編集部短くてもいいからひとつの文章が成立している方が良いってことですね

小峯:そう。だから「駅から近いです!」だったら外の風景を撮ってあげて「ここ、駅の近く通った時に見たことあるでしょ?」というのを伝えるとか。言葉にしてあげることで「何を撮らなきゃいけないか」が分かりやすくなるので、「この写真カッコいいけど何を伝えたいのか分からない」みたいな写真になりにくくなると思いますね。


基本形「日の丸構図」をマスターしよう

小峯:写真の撮り方を調べたりするとよく「日の丸構図はよくない」って言われてたりするんですけど…

入口:「日の丸構図」ってなんですか?

小峯:「日の丸構図」っていうのは、たとえば人を撮るときだと「真ん中に人がいて、その人が小さく写っている」ような写真のことで、「躍動感がない」とか「ありきたりでつまらない」ってよく言われる構図なんですよね。でも、それって「日の丸構図」が悪いんじゃないんですよ。例えば、人を撮るときだったら、どこにフォーカスします?

入口:やっぱり顔ですかね?

小峯:そう、顔にフォーカスするじゃないですか。それで、真ん中に人の顔がくるようにして、人を脚まで入れたいと思ったら少し引いて撮るじゃないですか。そうしたら、下と同じだけ上に余白ができて、天井がすごく空いちゃうんですよ。そうすると、撮りたいのは人なのに人よりも上の余白が大きくなっちゃう。それで「何が撮りたいんだ?」ってなっちゃって、よくない「日の丸構図」が出来上がるんです。だけど、真ん中に一番撮りたい被写体を置くっていうのは、実は一番良くて。「何を見せたいのか」が一番分かりやすいじゃないですか。

入口:そうですね。

小峯:人がど真ん中に写ってたらその人を撮りたいんだってことが分かるでしょ?なので、「日の丸構図」自体は良いんですよ。「日の丸構図」は安定した構図なので、カッコよさとかはあんまり出ないんですけど、伝えたいものがきちんと伝わったり、お店や人の信頼感を伝えるにはど真ん中に被写体を置くのが一番良いです。

悪い日の丸構図の例(左)と良い日の丸構図の例(右)

小峯:雰囲気とかを伝えたいのであれば、不安定な構図のほうが雰囲気が伝わったりするので、そういうときは対角線の構図とか、三点構図っていう構図で撮るほうが、カッコよく写せたりするんですけどね。でも、「ウチの院長、信頼できます!」とか「弊社の社長、超いい人です!」みたいなのを訴求したいときは、ど真ん中にその人を置いて、笑顔とか腕組んでるポーズとかを撮るほうがしっかりと伝わるんですよね。

入口:よくあるやつですね(笑)

編集部:「エキテン」でお店のスタッフを紹介するときだけじゃなく、士業の検索サイト「エキテンプロ」に士業の先生方が載せるには、そういう安定感とか信頼感が伝わる撮り方が良いかもしれないですね。


中編へつづく





今回のポイント


  • 撮る前にキャプションを決めるべし
  • キャプションは短くても良いので文章にするべし
  • テーマとなる被写体を真ん中に大きく置けば「日の丸構図」でも見栄えの良い写真が出来る

いかがでしたか?是非、この記事を通じてお届けした内容を活かしてあなたのお店のエキテンページの写真をグレードアップさせてみてくださいね。中編では、お店のスタッフ紹介や商品の紹介写真を撮る上で役立つテクニックを伝授してもらいます。お見逃しなく!


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エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。