思わず指が動く!見た人の心をくすぐるSNSの活用事例

思わず指が動く!見た人の心をくすぐるSNSの活用事例

指先から始まる顧客や見込み客とのコミュニケーション

FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSには、情報を投稿して広めるだけでなく、お店や企業と個人のつながりを作ることのできるツールです。返信やコメント、「いいね!」などの機能を駆使してSNSをインタラクティブ(双方向的)に活用することで、顧客や見込み客と上手くコミュニケーションをとることができるのです。これは単にフォロワーを増やしたり「いいね!」をもらったりするというような、単純なことではありません。双方向的、対話的にコミュニケーションを重ねることが重要です。双方向のコミュニケーションによって自分のお店や商品に好感を持ったファンを増やし、そのファンがさらに情報発信をしてくれることでさらに親近感も高まり、集客や購入にもつなげていけるのが理想的です。

しかし、SNSで双方向的にコミュニケーションをするためには、ユーザーに指を動かして何かしらのアクションを起こして反応してもらうことが必要になります。今回は、SNSをインタラクティブに活用して、ユーザーの反応やアクションを上手に引き起こしている事例をご紹介します。


思わずタップしてしまうJリーグのInstagram活用事例

Instagramを積極的に活用している例として、Jリーグがあります。単に情報を発信するのではなく、ユーザーに積極的にアクションを促しているのが特長です。

例えば、Instagram上でJリーグ選手と疑似的にハイタッチできる投稿はそのひとつです。「Double Tap to Highfive」(highfive:ハイタッチの意味)の文を添えて、選手が手を上げている写真を投稿し、それを見たユーザーは思わずダブルタップをしてしまう、という仕組みです。スタジアムに行けなくてもお気に入りの選手とハイタッチした気分になれ、応援する気持ちも高まるのです。ダブルタップをすると「いいね!」がつくというInstagramの仕組みを上手く使ったやり方と言えます。

また、ハッシュタグ「#J撮り」で積極的にファンやサポーターの投稿を促しており、投稿された画像は公式サイトのまとめページにも掲載されるようになっています。他にもタグを利用して勝利チームやMVPを予想してもらうなど、積極的に活用しています。試合展開さながらの攻防がSNS上で展開され、ファンの投稿意欲も一気に高まります。ファンを増やして、さらにそのファンが情報を発信することで、各クラブへのロイヤリティも高まるでしょう。スタジアムへの集客やグッズの販売など、さらなる効果も期待できます。


Twitterの機能を活用したAmazonのアンケート事例

Amazonが、Twitterのアンケート機能を利用して行なったウェアラブル端末アンケートも興味深いものです。「アクティブトラッカーのブランドで知っているのはどちら?」として、選択肢に3つの商品が記載されています。さらに、どの商品も知らない人のためには「どれも知らんがな」の選択肢も用意されているのです。この関西弁を使った、ほど良いユルさもポイントになっています。アンケートに答えてみたくなりますし、つい人に教えたくなってリツイートも誘うでしょう。アンケートに答えてもらうというアクションを通して、フォロワーとのつながりを持つことができるようになるのです。また、アンケートとはいっても面倒な入力をする必要もないため、手軽に答えることができます。さらにアンケートの下には「ひとつも知らない人はこっち 」として、Amazonの商品ページに誘導するようになっています。自分が投票した商品や支持率の高い商品が気になり、商品購入のきっかけとなることも期待できます。


お客様への感謝が伝わる味の明太子ふくやのTwitterリプライ

味の明太子ふくやのTwitterアカウント「明子(あきこ)」の丁寧なリプライもとても参考になります。自分のアカウント宛でなくても「購入した」などのツイートがあると、お礼のリプライを送っているのです。ツイートした人は「ここまでしてくれるんだ」とその対応を嬉しく思うでしょうし、リツイートされて更に拡散されることも期待できます。購入したお客様のリピート購入だけでなく、投稿を読んだ方の新規購入にも期待ができるようになります。

自社の商品やサービスに関連する投稿がないか「エゴサーチ」してみましょう。商品名や店名などで定期的にTwitter検索して、関連する情報がないかをチェックするのです。もし商品を購入してくれた方や褒めてくれている方が見つかったら、積極的にお礼のリプライをすることをおすすめします。「お客様思いの店だ」ということが伝われば、より深くお客様とつながることができ、お店のファンになっていただける可能性も高まるでしょう。


SNSをインタラクティブに活用するためのポイント

ここまで、SNSを活用して、お客様やファンとの関係を深めている事例をご紹介しました。SNSはただ情報発信をするためのツールではなく、双方向でコミュニケーションできるツールです。上手く活用できれば、お客様や見込み客の親近感や信頼を高め、集客や購入にもつながってくるでしょう。そのために大切なのが、お客様を巻き込んで実際にアクションをしてもらうことです。例えば、Instagramであれば固有のハッシュタグを案内して自分のお店や商品の写真を投稿してもらうキャンペーンが考えられます。事例で紹介したように、Twitterのアンケート機能を利用するのも効果的です。

ただし、SNS上でお客様とつながる際に気をつけておくべきことが、「ゆるく」つながるということです。あまり真面目になりすぎると、かえって敷居が高くなり、アクションしにくくなります。また、定期的にエゴサーチして自社の商品やサービスに関連する投稿がないかをチェックすることも重要です。自社に関する投稿を見つけたら、ひとつずつ丁寧にリプライをしてお客様との関係を深めるようにしましょう。もちろん、SNSの活用にあたっては不用意な投稿などで「炎上」してしまうことのないよう、投稿内容には注意を払うことも忘れてはなりません。



エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。