いよいよ始まるプレミアムフライデー、お店の対応と集客策は?

いよいよ始まるプレミアムフライデー、お店の対応と集客策は?

2017年2月24日に第1回目の「プレミアムフライデー」が実施されます。プレミアムフライデーとは月末の金曜日には仕事を早く終えて、豊かな時間を過ごそうというものです。実際に効果はあるのか、定着はするのかということについては懐疑的な声もありますが、第1回目の実施を前に、中小規模の店舗にとってどんな影響が予想されるかをまとめてみました。


プレミアムフライデーって何?

プレミアムフライデーとは経済産業省と経済界が官民連携で提唱しているもので、月末の金曜日は午後3時に退社して、買い物や家族との外食、観光などに時間を使いましょうというものです。買い物や外食、旅行の機会を増やすことで、個人消費を喚起する目的もあります。

プレミアムフライデーが全国的に浸透し、継続的なものになるように「プレミアムフライデー推進協議会」も設立されています。一方で、公務員は午後3時で退庁ということになるかもしれないが、月末の忙しい時期に一般企業は対応できるのか、中小企業では定着しないのではないかなどと懐疑的な見方があるのも事実です。

しかし土・日とあわせて自由になる時間が増える人も多いので、ショッピングや家族・友人との外食、2泊の旅行など通常の金曜日よりも来店客が増えることも予想されます。そのためプレミアムフライデーにあわせてキャンペーンなどの販促を行えば、集客効果も期待できるでしょう。


プレミアムフライデーをどう過ごすかの調査結果

プレミアムフライデーをどう過ごすかを調査した結果があるので見てみましょう。日本生命の調査によると、男女ともに「家族と過ごす」が第1位で約半数を占めています。次いで男性の場合は、2位が「趣味・習い事(スポーツ含む)」で30.3%、3位が「外食・飲み会」で24.2%になっています。女性の場合は2位が「買い物」で30.3%、3位が「趣味・習い事(スポーツ含む)」で30.2%という結果です。

博報堂行動デザイン研究所の調査によると「旅行」が31.5%と1位で、2位が「自宅でのんびり過ごす」30.3%、3位が「食事」8.8%となっています。旅行したい人の「行ってみたい旅の内容」については、1位が「一泊1.5日の国内旅行」27.8%、2位が「二泊2.5日の海外弾丸旅行」21.4%、3位が「一泊1日グルメディナーツアー」11.1%という結果です。調査した会社によって多少異なる結果となっていますが、男女ともに旅行や外食、買い物の機会は増えることが予想されます。


行動パターン別にターゲティングして販促しよう

調査結果を見ると「ちょっと遠くに」派、「近場に出かける」派、「家でのんびり」派が存在することが分かります。お店への集客を図るためには、これを踏まえて行動パターン別にターゲティングした販促を行うと効果が期待できるでしょう。

「ちょっと遠くに」派には、「一泊1.5日の国内旅行や近くの都市圏への旅行」、「二泊2.5日の弾丸海外旅行や国内旅行」のプランを提案すると効果的でしょう。また、観光地などではこうした旅行客向けをターゲットとした特別なサービスや商品を用意しておくと良いかもしれません。

「近場に出かける」派には飲食店やエステサロン、ヘアサロンなどもプレミアムフライデーならではのプランを提案することで集客につながる可能性が高いでしょう。「いつもと違う金曜日」という点を訴求して、少しプレミアムなサービスを提供して客単価アップを狙うこともできるかもしれません。

また「家でのんびり」派であれば、「中食」と呼ばれるようなの自宅で食べるちょっとリッチな食事の提案が考えられます。レンタルビデオ店や書店などでもプレミアムフライデーを意識したアプローチをすれば効果的でしょう。

どんな業種であっても、プレミアムフライデーを利用したキャンペーンや特典が集客につながる可能性は見込めます。ぜひ一度考えてみましょう。


どうするプレミアムフライデーのシフト管理

プレミアムフライデーが浸透してくれば集客効果が期待できる一方で、サービスを提供する側は休めないという問題が出てきます。そのためプレミアムフライデーの集客やお客様への対応だけでなく、スタッフの終業時間にも心を配る必要があるでしょう。

お店の営業時間などの関係でプレミアムフライデーに多くのスタッフを3時で終業させるのが難しい場合には、プレミアムフライデーの恩恵にあずかって早く帰れる人を月ごとに入れ替える、早く帰れる日を別な週の金曜日にするなど工夫すると良いでしょう。プレミアムフライデーの影響で忙しくなるのに労働時間を減らさなければならないという悩ましい問題ですが、30分かかっていた仕事を20分で終わらせるなど業務の効率化を図るチャンスでもあります。自店のプレミアムフライデー化をすすめることで、業務効率が向上して店舗が活性化する効果も期待できるでしょう。


プレミアムフライデーの公式のロゴマークを使用して集客しよう

プレミアムフライデーがどれだけ浸透するかは今後の様子を見なければ分かりませんが、社会的に労働時間短縮の流れもありますので、積極的に先取りして集客につなげるのがよいでしょう。プレミアムフライデーには公式のロゴマークがあり、プレミアムフライデー事務局のWebサイトから申請することで使用することができます。

プレミアムフライデー事務局Webサイト
https://premium-friday.go.jp/

業種や商品に合わせてカスタマイズすることもできますので、キャンペーンやイベントに使用することが可能です。チラシやクーポン、店頭看板などにロゴマークを活用して、プレミアムフライデーならではのキャンペーンを実施していることを告知しましょう。いつもと違う金曜日であることをアピールし、特典なども用意すれば大きな集客効果が期待できるかもしれません。



エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。