集客できる魅力的なフィットネスクラブにするための戦略

集客できる魅力的なフィットネスクラブにするための戦略

フィットネスクラブの利用はシニア層中心に拡大

経済産業省 経済解析室が平成27年2月26日に公表した資料によると、フィットネスクラブの利用者数は平成26年度は前年比2.9%のマイナスであったものの、震災のあった平成23年を除き、過去10年の間、前年比プラスを続けていました。
また売上高も過去10年間概ね増加傾向にあります。
参考資料:シニア層の健康志向の高まり、そして地域別人口に影響されているフィットネスクラブ(経済産業省 経済解析室)

また、総務省の調査によると「スポーツクラブ使用料」への家計支出は平成24~26年にかけて増加し続けています。特に60代の支出金額が最も多く、続いて50代の支出金額が多いことから、シニア層の健康志向・スポーツ志向の高まりに支えられた、フィットネスクラブ業界の現状が見えてきます。

このような近年の動向を踏まえつつ、フィットネスクラブの集客について考えていきます。


フィットネスクラブに来てもらいたいターゲットを決めよう

「すべての年代・あらゆる層にフィットネスクラブに来てもらいたい」というのが経営者としての本音だとは思いますが、効果的に集客するためにはターゲットとなる層を決めてアプローチすることが欠かせません。年齢や性別、フィットネスクラブに通う目的等を組み合わせると様々なターゲットを想定することができます。

例えば、昼間は近年フィットネスクラブのメイン層となっている中高年層、夜は会社帰りに少し汗を流したいOL層を狙うといった形で、時間帯に応じてターゲットを変えるという戦略も良いでしょう。


ターゲットのニーズを探ろう

ある程度、客層の年代や性別のターゲットが絞れたら、客層のニーズについても考えてみましょう。

健康維持を目的に楽しく体を動かすことが目的だという人もいます。あるいは、競技のレベルアップのためにストイックに本格的な運動をしたいという人もいるでしょう。そのような多種多様なニーズを持つ顧客に対し、画一的に同じような体験授業やクラス分けを行っていては満足度が低くなってしまいます。

レベルごとにクラス分けするなど、ニーズに合わせたメニュー内容にすることで集客率を上げることができるでしょう。客層のニーズは実際に会話をしながら探ったり、アンケート調査等をしてみると実情に即したニーズを把握できるのでおすすめです。


フィットネスクラブの情報を適切に発信しよう!

ただお客さんの来店を待っているのではなく、こちらから積極的に情報を発信しましょう。 ここでは年齢別にアプローチする場合を例にとって、効果的な情報発信方法を考えていきます。

例えば、多くのフィットネスクラブでメインの客層であるシニア世代にはまだまだ紙媒体が有効です。新聞と一緒にチラシをチェックする習慣の強いこの世代には、チラシのポスティングを行うとよいでしょう。

一方、20代~40代の主婦層はインターネットの使用頻度が高く、趣味やレジャー関連の情報もインターネットを通して得る人が多いです。

そのため、魅力的なサイトを作ったり、フィットネスクラブの日々の活動をSNS発信したりする努力が求められます。また、ママ友同士の友達の輪を利用すべく、「友人紹介制度」などを用意しておくと、既存のお客様から新しいお客様を紹介してもらえる可能性も高まります。

また、子どもをターゲット層にする場合には、子ども本人というよりも、決定権を持つ親に対してアプローチする意識を持ちましょう。

例えばダンスレッスンならば、「ダンスを通じて運動能力だけではなくお子様の感受性の発達を促しませんか?」など、親自身が通わせたいと思うような宣伝が必要になります。


フィットネスクラブへの入会に繋がりやすい情報とは?

具体的にどんな情報を発信すると入会に繋がりやすいのでしょうか。
例えば、会員の入賞実績やダイエット成功事例などは入会へのモチベーションをアップさせます。特に実名と写真入りの事例であれば、視覚的効果も高く、説得力が格段にアップするのでおすすめです。

さらに、フィットネスクラブに通う人の中には、インストラクター自身に対する憧れが通う動機の一つとなっているケースが見られます。

つまり、自分もそのインストラクターのような体型になりたいと目標にしていたり、インストラクターの人柄に惹かれて通い続けたりするということです。

そうした点を考えると、インストラクターの写真やその人柄が分かる紹介文があれば、身近に感じやすく、通いたいという動機付けも得やすいでしょう。

さらに、レッスン風景の写真があるとフィットネスクラブに通う自分をイメージしやすくなります。動画があればなおさら効果的です。

そして、料金がはっきり明示されていることも大切なポイントです。高額な料金を取られるのではないかと警戒されないためです。そうした情報を記載した上で、体験レッスンの案内を載せましょう。入会するイメージを持ちつつ体験レッスンを受けることができるでしょう。


まとめ

以上、フィットネスクラブの集客について解説しました。
フィットネスクラブ市場は決して縮小しているわけではありませんが、大幅な成長が期待される業界というわけでもありません。集客力を高めて経営を安定させるために、この記事でご紹介したような、ターゲットの選定やニーズの発掘、効果的な情報発信等を実践してみてはいかがでしょうか。

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エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。