引越しの挨拶に品物を持っていくべき?

引越しの挨拶に品物を持っていくべき?

引越しをしたら挨拶って必要なの?

引越しをしたら挨拶は必要なのか、また、その際何か挨拶の品を持って行くべきなのか、いくら位が妥当なのか…こうした事はなかなか周囲の人には聞きづらく、相場的なものもわかりにくいのが現状です。そこで、引越し時の挨拶の必要性やその際持って行くのに無難な品物などについて、紹介いたします。


引越しをしたら挨拶に行く事の意味

以前は、引越しをして来たら周辺の家には挨拶に回り、その際何か品物を持って行くというのが当たり前のように行われており、それに疑問を持つ人もあまりいませんでした。

ですが最近は、引越しをして来ても周囲への挨拶に回らない人がとても多くなりました。
周囲との関わりが希薄だと言われる現状からもわかるように、「関わりたくない」を筆頭に、「面倒」「お金がかかる」などの理由を挙げる人が多いのも理解できない話ではありません。
ではなぜ、引越しをして来たら挨拶に回るのでしょうか。


1. 周囲に新しく引越してきた事を知らせる

最近は、見知らぬ人を見ると1つ間違うと「不審者」扱いされてしまうこともあります。
特に子どもや児童の周辺においてはその監視の目が厳しく、たとえ本当に道を聞きたくて声をかけても「怪しい人に声をかけられた」と情報が流れていきます。

こうした事によって不審者に間違われたり、知らない人がうろついているなどと言われないようにするため、周囲に自分の存在を知ってもらう意味があります。


2. 生活していく上で最低限必要な関わりを持つ

地域に溶け込んで生活していく事はとても重要な事です。
挨拶に行き存在を知ってもらう事で、その地域での生活がとてもスムーズに行く事は間違いありません。

もし挨拶に行っていなかったら、いつまでも「あの人誰?」と言われ、古風な考え方の方からは「挨拶にも来ない人」「非常識」と言われる事も少なくありません。
特に高齢者の多い地域や持ち家の密集する地域は、前述のような考え方を持った人が多いため、いわゆる「村八分」(周囲が示し合わせて、気に食わない住民を無視したり排除しようとしたりすること)をされる事もあります。いまどきそんな…と思うかもしれませんが、例えば工事・断水情報などが書かれた回覧板や、ゴミ捨て場の利用ルールなどは、自治会単位で知らせることが多くありますので、現代でも不利益を被ることはありえます。

また、子どもがいた場合は、周囲の子どもと一緒に遊ぶのに支障が出る場合もあります。
「挨拶にも来ない家の子どもとは遊ばせない!」と、子供まで仲間外れにされないとも限りません。
こうした暮らしにくい環境を自ら作ってしまう事のないようにするため、引越しの挨拶に回る事には大きな意味があるのです。


3.災害時などに備えた関係作り

災害時には、地域ごと、集落ごとに救援物資を受け取ったり生存確認をするなどします。
また、家族が離れ離れになってしまっていたとしても、「あそこにご家族がいたわよ」など知らせてもらう事ができる事も多くあります。
普段特に大きな関わりを持っていなかったとしても、存在を知ってもらえている事はこうした際にとても大きな意味を持つのです。

以前から、引越しの際の挨拶はこうした事のために必要だと考えられてきました。
それは今も同様です。

人間関係が希薄になった現代ですが、新天地で気持ちよく暮らしていけるようにするために、引越しの挨拶はしておくのが良いでしょう


引越しの挨拶に行く際、品物は持って行くべき?

では、引越しの挨拶に行く場合、ただ「よろしくお願いします」といったあいさつの言葉だけで良いのでしょうか。大切な事は挨拶に回る事なので、何か品物を用意する必要はないと考えたくなりますが、日本では何か挨拶をする際に品物を用意するという文化があります。。

最近「引越しても挨拶には行かない」という人が多い理由の一つに
「お金がかかるのがイヤだ
「お金をかけて挨拶に行ってもその後特に関わらない」
という意見もあり、現実的な問題に絡めて挨拶まで取りやめになっていることがあるように見受けられます。

引越しの挨拶に行く時、何か品物を持って行くのか手ぶらでいくのか、絶対的なルールはありませんが、せっかく行くなら気持ちよく受け入れてもらえると嬉しいですよね。自分が引越しの挨拶に来られた時を想像して、自分だったら…として方針を決めるのも良いでしょう。


引越しの挨拶に適した、無難な品物

引越しをするだけでも相当なお金がかかっていますので、挨拶に回る際の品物は、特に高額である必要はないでしょう。周囲の人にとっては、ちょっとした気持ちを示す品があるだけで嬉しいのです。引越しのあいさつで定番の品物については以下にまとめたので、参考にしていただければと思います。


菓子折り

菓子折りは引越しの品物として全員に渡すとすると非常に高価です。
そのため、特にお世話になる人や付き合いの深くなりそうな人などに渡すと良いでしょう。直接隣り合う家の人、借家であれば大家さんなどです。


タオル

いまだに根強い人気なのがタオルです。
できれば柄などがなく無地の物のほうが好き嫌いがなく無難です。


ゴミ袋

たくさんあっても迷惑にならないのがゴミ袋です。
ゴミ出しに必ず必要になりますし、好き嫌いもなく、何と言っても後に残らないのが非常に良い点です。後々、関係がこじれたりうまくいかなくなったとしても、お互い不愉快な思いはせずに済みます。地域で指定のゴミ袋がある場合は、それにすると良いでしょう。


ラップやホイル

ゴミ袋と同様、後に残らないですし、一般的な生活には必需品とされていますので好評です。 ラップやホイルはある日突然「あ。なくなった」となりがちですので、予備的な意味でもあって損はありませんし、助かるものです。
ただ、この手の品物には好き嫌いがある場合もあるので、特殊なメーカーの物などではなく、ごく一般的な物にしておくと無難でしょう。


まとめ

引越しの挨拶は行くべきか、その際何か品物を持って行くべきか。
これらの問題には絶対・確実といった答えはないというのが現状です。
引越し先の地域性や周囲の環境によっては挨拶にいかなくても溶け込める場合もあり、逆に挨拶に行っても溶け込めない場合もあります。

ですが、新しくその地域に入ってきた者として挨拶に行く事は決して無駄な事ではありません。 後で関係がうまくいかず「挨拶になんか行かなきゃ良かった」と思う事があったとしても、挨拶といういわば常識的な行動をしっかりやっておいたという部分では、何を言われたところで負い目になる事はありません。
そんな事も踏まえて、引越し時の挨拶は念のためしておいたほうが良いでしょう。



エキテンマガジン編集部

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