年賀状はお済みですか?「いまさら聞けない・・・」ビジネスシーンの年賀状マナー!

年賀状はお済みですか?「いまさら聞けない・・・」ビジネスシーンの年賀状マナー!

今年も早いもので12月。この時期の風物詩、年賀状の準備はもうお済みですか?師走の慌ただしい時期だからこそ少しおざなりになりがちな年賀状。しかし、マナーをわきまえたものを送ることで、ビジネスチャンスやキャリアアップにつながることもあるかもしれません。そこで今回は、ビジネスシーンで押さえておきたい年賀状のマナーについてご紹介します。
 

そもそも年賀状ってナニ?

日本の年末年始の風物詩と言えば年賀状。この年賀状をやり取りするという習慣は、一説によると奈良時代に行われ始めた「年始回り」という年始のあいさつの行事が起源とされています。つまり、今から1000年以上も前から続く、長い歴史を持った日本独自の習慣というわけですね。

今では、老若男女問わず、親しい間柄はもちろん、会社の上司や同僚、取引先や得意先などビジネス上の関係者ともやり取りする、とても一般的なものとなっています。

そもそも年賀状とは、前年にお世話になった人に対してお礼を伝え、新しい年も変わらぬお付き合いを促すことを目的に交わされる場合が多いものです。ただし、ビジネスシーンで年賀状をやり取りする際は、最低限押さえておきたいマナーというものが存在します。押さえるところはしっかりと押さえて、気の利いた年賀状を送ることがビジネスチャンスの拡大につながったり、信頼度アップ・キャリアアップにつながったりすることもあるかもしれません。

以下で、ビジネスシーンにおける年賀状の最低限押さえておきたいマナーを確認してみましょう。

 

表書き(宛名面)のマナー

年賀状を届ける相手のことを記す表書き。ビジネスシーンでは表書きに記載する宛名は印刷することが多いかもしれません。しかし、印刷するにせよ、手書きするにせよ、宛名の記載や表記では気を付けておきたいことがあります。そのポイントとマナーを確認してみてください。

ビジネスなら縦書きが無難

普通の手紙やはがきの場合、宛名は縦書きでも横書きでも、ある程度自由なもの。ただし、ビジネスシーンでの年賀状では縦書きにするのが無難です。

縦書きの場合は漢数字を使う

住所などに付き物な数字の表記は、ビジネスシーンの縦書きの年賀状では漢数字で記載するようにしましょう。

役職の表記にも注意

取引先や得意先に送る年賀状では、相手方の役職名などを記載するケースがあります。普段は「●●部長」「●●課長」などと呼ぶ機会が多いかもしれませんが、年賀状で相手の役職を記載する際は、役職を記載した後に相手の名前をフルネームで書くのが常識です。

略称・略語は使わない

たとえば株式会社や有限会社などを表記する際、(株)や(有)などの略称を用いることもありますが、ビジネスシーンでの年賀状では、略称・略語表記はご法度です。また、普段から会社名などをアルファベットで略している会社も少なからず存在しますが、そうした会社の場合でも、年賀状では正式な名称で表記するようにしましょう。

表書きの参考例

以下、表書きの例をご紹介します。参考にしてみてください。

年賀状表書き(宛名)

 

裏書き(文面)のマナー

年賀状の裏面に当たる文面部分の裏書きは、昨今ではデザインや文字が印刷されているものを使用することが増えてきました。ただし、ここに記載すべき内容にも実は細かなマナーがあります。文面を作って印刷する際などに注意しておきたいマナーを以下で確認してみてください。

賀詞は4文字以上のものを使う

新年のお祝いを伝える言葉が賀詞と呼ばれるものです。「賀正」「迎春」などは賀詞の代表格と言えるでしょう。しかし、ビジネスシーンでの年賀状で、目上の人や取引先・得意先宛に送るものは4文字以上の賀詞を使うのがマナーです。「謹賀新年」「恭賀新春」「謹んで新春のお慶びを申し上げます」などがビジネシーンで用いられやすい賀詞の一例と言えます。

忌み言葉や重複表現に注意する

日本語には忌み言葉というものがあります。「去る」や「衰える」「絶つ」「別れる」などが一例です。こうした縁起の悪い言葉は使わないようにしましょう。また、重複表現も避けるようにしてください。例えば、「一月元旦」「一月一日元旦」などといった表記は、元旦という言葉にすでに「一月一日の朝」という意味が含まれているため、重複表現になってしまうので注意が必要です。

句読点は使わない

通常、文章を書く際は読みやすくするためにも「、」や「。」などの句読点を使用します。しかし、年賀状の場合、句読点は使用しないのが一般的です。これは、文章に区切りをつける≒相手との関係性に区切りをつける」ということを連想させないように、などの意味合いのためです。

手書きの一言を添えるとベター

送付枚数が多い場合など、印字・印刷した文面とデザインのみの年賀状を送ってしまうこともあるかもしれません。しかし、それでは味気ない印象を与えてしまいかねません。手間はかかりますが、余白などがあれば、新年の抱負などについて手書きで一言添えるようにするといいでしょう。

裏書きの参考例

以下、裏書きの例をご紹介します。参考にしてみてください。

年賀状裏書き(文面)