客寄せパンダで集客アップ?!目玉&看板商品の作り方

多くの人々を魅了し引き寄せる人気動物・パンダ。店舗経営者であればお店の「客寄せパンダ」とも呼べる「目玉商品」「看板商品」の重要性はご存知のはず。今回は、集客の要となる目玉&看板商品の作り方について考えてみましょう。

 

人々を引き寄せるパンダの魅力

白と黒の毛に覆われ、万人に愛され、多くの人々を魅了するパンダ。日本では東京、和歌山、兵庫の動物園で見ることができます。特に知名度が高いのは、2017年6月に東京の恩賜上野動物園で生まれた子パンダ・シャンシャンでしょう。その愛らしさ、可愛らしさで多くの人々を魅了しています。

実際、シャンシャンの屋外一般公開がはじまった2018年2月以降、上野動物園の来園者数は急増。公益財団法人東京動物園協会が公表している「施設別入園者数」によると、2018年2月の来園者数は前年同月比で63.7%も増加し、翌3月も40.6%増を記録。以降、7月までの各月ともに2ケタ増で推移するなど、絶大な集客効果を発揮しました。

ところで、ここで視点を変えて「客寄せパンダ」という言葉に目を向けてみましょう。ときには皮肉を込めた意味合いでも使われるこの言葉ですが、パンダの持つ魅力になぞらえたもので、多くの人の興味や関心を引く集客の要となる人やものを指します。

小売業や販売業、サービス業など多くの業種では、この客寄せパンダとも呼べる「目玉商品」や「看板商品」の重要性は周知の事実のはず。人を集め、興味と関心を引くことができる目玉&看板商品があれば、新規顧客や固定客の獲得、リピート利用・来店を促す効果が期待できます。

とはいえ、お店のパンダ的存在と言える目玉商品や看板商品は、いったいどうすれば作れるのでしょうか。

 

集客アップのための目玉&看板商品のポイント

行列のイメージ写真

「さらなる集客アップを図りたい!」「確固たる売れ筋の商品・サービスを創出したい!」とお考えの方に、以下で目玉&看板商品を作るために大切な5つのポイントをご紹介します。多くのお客様の心を掴むための商品開発やプロモーションの参考にしてみてください。

 

ポイント①:主役を引き立てる脇役を作る!

目玉商品や看板商品は、いわばお店の「主役」です。この主役を引き立たせるためには「脇役」の存在がとても重要になります。個性的で魅力的な名脇役の存在によって人気を博した映画やテレビドラマは少なくありません。

商品やサービスにおいても、脇役が主役を引き立てることはよくあることです。実際、さまざまな商材を扱う商品カタログなどでは、紙面構成を考えるうえで、売れ筋あるいは売りたい商品を目立たせるために、あえて同じページに売れ行きの悪い商品(死に筋商品)をレイアウトすることもあります。

提供商品やサービスの訴求にメリハリをつけることで、売りたい商品=主役を引き立たせることができる場合があるというわけです。目玉・看板商品を目立たせ、注目されるように、商品の品揃えや訴求方法に工夫を凝らしてみてください。

 

ポイント②:物語・ストーリーを紹介する!

目玉&看板にしたい商品・サービスをアピールする際に、その商品・サービスは「どのようなものなのか」「どこが良いのか」「どういう経緯で提供に至ったのか」といった物語やストーリーを付与して紹介してみましょう。

お店側が商品・サービスをどういう想いを込めて提供しているのか、どのような企画・意図で作られたものなのか、どんな魅力があるのかといった、想いや特徴、開発に至った背景などを訴求することで、お客様の心に刺さる、より魅力的なものとしてプロモーションできる場合があります。ひいては、将来的な目玉・看板商品に育ってくれる可能性は低くはないはずです。

 

ポイント③:価格訴求で勝負する!

小売業における目玉商品や看板商品の代表格と言えるものがスーパーマーケットの特売品。特売品はまさに客寄せパンダ的存在で、ある商品を特別に安い価格で販売することで集客アップを図っています。徹底した安値訴求によって、客足を引き寄せ、他の商品・サービスの購入・利用を誘発させて採算を取る、という手法は効果的なプロモーション施策と言えるでしょう。

また安値訴求とは真逆で、高価格品を提供するのも有効な施策のひとつです。よそでは手に入らない商品やめったに目にできないサービスを高価格で提供することで、特別感やプレミアム感を演出するわけです。話題作りやお客様の興味・関心を引く効果は小さくはありません。

安値訴求、高価格訴求ともに、意図するところは、ほかにはない商品を特別な価格で提供することで、注目と話題を獲得するということです。こうした商品・サービスが目玉&看板商品として支持され、育っていく可能性は十分にあり得ます。

 

ポイント④:客観的な評価を前面に打ち出す!

人は他人が良いと言うものや大勢の人が購入・体験したものに興味を示しやすい傾向があります。例えば、インターネットショッピングをするときや、スマートフォンのアプリを探しているときなどに、他の人の評判や口コミが気になってしまうということはよくあることです。

この心理を突いて、売り出したい商品やサービスに関する実際の購入者・利用者の声や反響を収集し、それらの評判や口コミを前面に打ち出して紹介してみましょう。客観的な意見があれば、さまざまな人に支持される商品・サービスなのだと感じてもらえ、購入・利用につながることが期待できるはずです。

ただし、紹介する評判や口コミは賛否のバランスを取ることが大切です。絶賛する内容ばかりだと広告や宣伝のように見えてしまい、かえって逆効果につながることもあるので注意が必要です。

 

ポイント⑤:とにかく推す!

最後のポイントは、とにかくおすすめの商品・サービスとして、さまざまな場所や方法でとにかく強く推してアピールするというもの。店内や店先のPOPや貼り紙、ポスター、チラシ、ビラ、ホームページやブログ、SNS、店舗情報サイトなど、とにかくあらゆるもので一押し商品・サービスであることをPRすることで、「気になる、試してみたい」というお客様心理をくすぐることができるはずです。

※出典:「施設別入園者数[平成29年4月1日~平成30年3月31日]」「施設別入園者数[平成30年4月1日~平成30年9月30日]」(東京動物園協会)

 

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