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「福は内」は商機?節分シーズンに実践したい集客・販促術

日本伝統の年中行事のひとつである節分。店舗経営・運営にあたっては、この時季をうまく捉えることで売上・集客アップにつなげることができるかもしれません。今回は、節分シーズンに実践したい5つの集客・販促術をご紹介しましょう。

 

節分ってナニ?意味や由来をチェック!

「節分」とは、元来「季ける」という意味があり、季節が移り変わるときを指します。暦のうえでの季節の変わり目は、冬から春になる「立春」、春から夏へと移り変わる「立夏」、夏から秋へと移ろう「立秋」、秋が終わり冬が訪れる「立冬」があります。

本来は、それぞれの季節の変わり目の日の前日が節分にあたるのですが、いまでは多くの場合、立春の前日を指します。なぜなら、太陰太陽暦(旧暦)では、春を新年としており、春が訪れる日である立春の前日はいわば大みそかに相当します。このため、立春の前日の節分は特に重要視されるようになり、節分といえば立春の前日のことと認識されるようになったようです。ちなみに、今年2019年の節分は2月3日です。

節分で真っ先に思い浮かぶものといえば「鬼」でしょう。これは古来、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられていたことに由来します。そして、この鬼を払うために節分ではさまざまな行事が行われます。地域によって親しみの深さや、やり方などは若干異なる場合もありますが、「豆まきをする」「恵方巻を食べる」「柊鰯(ひいらぎいわし)を飾る」などの行事は、鬼を追い払う意味合いで行われるものです。

 

実践してみたい節分シーズンの集客・販促術!

節分イベントのイメージ写真

店舗を運営・経営し、商品やサービスを提供するうえで、年中行事にあわせた集客・販促を考案して実践することは重要なことです。クリスマスやバレンタインのように、時季の行事にちなんだ仕掛けが商戦を大いに盛り上げることは周知の通りです。だからこそ、日本の伝統行事である節分もまた、時季に合った仕掛けを展開することで、売上や集客アップにつなげることができるかもしれません。

そこで、節分シーズンに試してみたい5つの集客・販促施策を以下でご紹介します。いますぐにでも実践できるものもあるはずですので、ぜひ、参考にしてみてください。

 

その①:魔除けの柊鰯(ひいらぎいわし)を飾る

節分には家や門の出入り口に柊(ひいらぎ)の枝に鰯(いわし)の頭を刺した「柊鰯(ひいらぎいわし)」を飾って魔除けとするというしきたりがあります。

お正月には門松を、クリスマスにはきらびやかなツリーを飾るように、節分シーズンにはこの柊鰯をお店の入り口に飾ってみましょう。季節感とイベント感を演出することで、店先のお客様の興味・関心を惹きつけることもできるかもしれません。

 

その②:豆まきイベントを実施する

節分といえば豆まき。これは元々、中国から伝わった「追儺(ついな)」という鬼を追い払う行事が由来とも言われています。穀物のなかでも穀霊が宿ると考えられている大豆(地域によっては落花生)をまくことで鬼=邪気を払う、または、「魔目(まめ=豆)を鬼の目にぶつけて滅する(まめ=魔滅)」という語呂合わせの意味合いもあるようです。まいた豆は自分自身の数え年の分、もしくは数え年よりひとつ多く食べることで、無病息災の効果があるとも信じられています。

とてもポピュラーで、誰もが知るこの行事だからこそ、来店客向けに豆まきイベントを実施してみてもいいでしょう。店内での待ち時間中や会計時のちょっとした時間で豆まきを体験・楽しんでもらうという仕掛けです。話題作りや注目度アップの効果が期待でき、特にお子様連れのお客様には喜ばれること間違いなしです。

 

その③:鬼の仮装をしてみる

節分を象徴する存在である鬼。クリスマスにサンタクロースやトナカイの仮装をして接客するお店が少なくないように、節分ならではの鬼の仮装をして接客してみるのもひとつの手法です。可愛らしい鬼のお面を身につけて接客するだけでも、お客様の目を引き、関心を持ってもらうきっかけになるかもしれません。

 

その④:豆や鬼のお面をプレゼントする

来店客に対して、節分ならではのプレゼントを実施するというのもいいでしょう。福豆(煎り大豆)や落花生を小袋に包んでプレゼントしたり、お手製でも構わないので鬼のお面をプレゼントしたりするわけです。特にファミリーの来店が多い店舗や業種であれば、お子様ウケは抜群のはずです。

 

その⑤:恵方巻や豆を使った料理を提供する

恵方巻とは、その年の恵方を向いて願い事をしながら無言で太巻き寿司を食べるという習慣のこと。恵方とは、陰陽道でいうその年の福徳をつかさどる神様である歳徳神(としとくじん)のいる方角を指し、毎年異なります。商売繁盛、家内安全、所願成就を願って行われる節分の恒例行事のひとつです。

例えば飲食店であれば、この恵方巻を節分シーズンの限定メニューとして提供してみるといいでしょう。特異な食べ方が必要な恵方巻はイベント感を演出するのにうってつけです。また、節分になじみの深い大豆や落花生などの豆を使った料理を提供するというのもいいでしょう。話題作りの効果は十分に期待できるはずです。

 

節分にまつわるちょっとした「マメ知識」

豆知識のイメージ写真

節分の時季には今回ご紹介した集客・販促術を参考に、さまざまな仕掛けを行ってみてください。地道な取り組みが思わぬ売上・集客アップにつながることも少なくはありません。なお、最後に節分にまつわるちょっとした「マメ知識」をご紹介しましょう。接客時のトークなどで使ってみてはいかがでしょうか。

 

2021年の節分は2月2日?

節分というと毎年「2月3日」と思っている人も少なくないはず。しかし、立春は太陽の動きによって定められているため、必ずしも一定ではありません。1985年~2020年までの35年間は2月4日が立春となるため、その前日の2月3日が節分となります。しかし、2021年は立春が2月3日となり、節分は2月2日になると考えられているようです。

 

福は内、鬼は・・・外?内?

節分の豆まきの掛け声といえば「鬼は外、福は内」。至極当たり前のことと思いがちですが、場合によっては「福は内、鬼も内」と掛け声をすることもあるようです。例えば、鬼を祀っている寺社や地域、名字に鬼という文字が入る家などでは「鬼を外に追い出してしまっては縁起が悪い」とのことから、福も鬼も内と言う場合があるそうです。

 

まくのは大豆?落花生?

豆まきでまく豆は地域などによって大豆であったり、落花生であったりと異なるようです。一説によると東北、北陸、千葉、南九州などでは落花生をまくことが主流なのだとか。理由については諸説あるようですが、雪深な地域ではまいた豆を見つけるのが大変なので大豆ではなく落花生を使うようになったとも。また、南九州の宮崎県などでは確かに落花生をまくことが主流ですし、落花生の一大産地・千葉県でも落花生をまくことが多いようです。

 

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