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感染症に注意!インフルエンザに麻しん(はしか)、風しん(3日はしか)が流行中です

乾燥したこの季節、特に注意を払いたいのが感染症です。インフルエンザに麻しん(はしか)、風しん(3日はしか)など、特に警戒すべき感染症の流行度合いや対応策について考えてみましょう。

 

インフルエンザはひと段落も全国的に警報レベル続く

感染症はさまざまなウイルスが原因で引き起こされ、おもにせきやくしゃみによる飛沫感染などで伝染が拡大します。「ゴホン10万、ハクション100万」という標語があるように、1回のせきで10万の、1回のくしゃみで100万ものウイルスが空気中にばらまかれるなどと言われることもあります。

感染症の原因となるウイルスにはさまざまなものが存在しており、その多くは低温で乾燥した環境を好みます。なので、冬場や春先には、例年さまざまな感染症が流行してしまうのです。こうした、感染症のなかでも特に毎年、全国的に猛威を振るい、多くの人を苦しめるものがインフルエンザです。このインフルエンザ、今年2019年の1月初旬~下旬にかけては、大流行した昨年の同時期を上回る推計患者数が報告されるなど、例年以上の流行を見せました。

ただし、2019年2月15日に国立感染症研究所が発表した「インフルエンザ流行レベルマップ 第6週」によると、2月4日~10日の1週間におけるインフルエンザ定点医療機関を受診した患者の報告数は1医療機関あたり26.28となり、前週の43.24から大きく減少。このことから2018/2019年シーズン(2018年冬~2019年春の時季)の流行のピークは越えたと考えられます。しかし、同研究所では、全国的にまだまだ警報レベルであるとして引き続き注意と警戒を促しています。

 

麻しん(はしか)、風しん(3日はしか)は全国的に流行中

感染症のイメージ

インフルエンザはひと段落しつつありますが、この春先はインフルエンザとは別に注意したい感染症があります。それが現在、全国的に流行しつつある麻しん(はしか)と風しん(3日はしか)です。これらは名前はよく似ていますが、全く違うウィルスによって引き起こされる感染症です。

 

麻しんは過去10年で最多のペース!

麻しんは一般的に「はしか」という名前で知られている疾病です。麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、感染すると約10日後に発熱やせき、鼻水などの症状があらわれ、39℃以上の高熱と発疹(ほっしん)などに見舞われます。

国立感染症研究所の「麻疹 発生動向調査」(2月12日発表)によると、2019年に入ってからの第1週~第5週(2月6日時点)までの累積報告数は全国で148件。これは過去10年で最多のペースで、特に三重県や大阪府での報告数が突出しています。関西地域にお住いの方を中心に十分な注意が必要でしょう。

 

風しんも大流行が懸念されるレベル!

一方、「3日はしか」とも呼ばれる疾病が風しんです。こちらは風しんウイルスによって引き起こされます。感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れといった症状に見舞われます。風しんの症状は、子どもよりも大人のほうが長期にわたり、ひどい関節痛があらわれる場合が多いとされています。

国立感染症研究所が2月12日に発表した「風疹 発生動向調査」では、2019年の第1週~第5週(2月6日時点)における累積報告数は全国で367件。年間1万4,344件もの大流行を見せた2013年と同等レベルで推移しており、大流行が懸念されています。

 

店舗や施設での感染症対策を徹底しましょう!

予防接種のイメージ

流行のピークは過ぎたもののまだまだ油断ならないインフルエンザ。過去最多ペースで流行中の麻しんに風しん。店舗や施設を経営・運営していくうえでは、これらの感染症への対策をしっかりと講じておくべきでしょう。ともするとスタッフ間で感染が広がり、営業が危ぶまれる事態にもなりかねませんし、来店客にうつしてしまうことにもつながりかねないからです。

感染症対策の基本は、しっかりとこまめにうがい、手洗いをすることです。流行が懸念されるこの時期だからこそ、働くスタッフはもちろん、ご来店のお客様にも徹底を呼び掛けるようにしましょう。また、飛沫感染を予防するにはマスクを着用することが大切です。可能な限りで対策を検討してみてください。

このほか、スタッフの予防接種を徹底することも重要です。インフルエンザや麻しん、風しんなどは、健康保険や各自治体から予防接種費用の補助が受けられる場合があります。また、風しんは1962年4月2日~1979年4月1日生まれの男性については、2019年度~2021年度までの3年間、抗体検査やワクチン接種が原則無料で実施される予定です。該当者には今年の4月以降、各自治体からクーポン券が送付されることになっていますので、しっかりと確認するように促していきましょう。

※出典:「インフルエンザ流行レベルマップ 第6週」「麻疹 発生動向調査」「風疹 発生動向調査」(国立感染症研究所)

 

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