【店舗集客の基礎】集客ターゲットの選定と強み&弱み分析

【本記事は2016年7月20日に公開した内容を再編集したものです】

店舗や施設を運営するうえで集客戦略を練ることは重要です。この集客戦略を考えるためには「集客ターゲットの選定」と「店舗の強み&弱み分析」を行うことが大切でしょう。今回は、その具体的な内容について解説します。

 

集客ターゲットを選定する必要性

多くのお客様に来店してもらうためには集客戦略を十分に練る必要があります。この集客戦略を考えるうえで重要なのが集客したいターゲットの選定です。

「老若男女問わずさまざまなお客様に来店してもらいたい」というのは経営者の本音のはずですが、これはともすると、どの客層にも響かない「特徴のないお店」になってしまうことにもつながりかねません。PRや宣伝を行う際も、商品やサービスを設計する際も、どんなお客様に利用してもらいたいかが明確な方が、施策としての成功確率は高まりやすいのです。

とはいえ、誰をメインターゲットにすべきか迷ってしまうことはよくあることです。こうした場合は、現状よく足を運んでくれている来店客をベースに、もっとも多い年齢層や性別を分析してみるといいでしょう。「すでに支持してくれている客層」は、メインターゲットの第一候補として考えたい存在だからです。

あるいは、「これまで支持を集めきれていなかった客層」に照準を合わせることを検討してみてもいいかもしれません。この場合、店周の情勢などを十分に吟味したうえで、メインとなるターゲットを選定する必要があります。

これらいずれの場合も、集客ターゲットの年齢や性別、職業、趣味嗜好の傾向などをより細く、具体的に想定しておくことが重要になります。

 

自店の強み・弱みを分析しよう

強み&弱み分析

そして、集客ターゲットの選定と平行して進めたいのが、自店の強み&弱みの分析です。店舗や施設である以上、大なり小なり特徴や強み・弱みはあるはずです。それらをしっかりと分析し、把握しておくことが、競争力や集客力向上につながるからです。

しかし、「どこが自分の店の特徴、強み&弱みなのか定かではない」という人もいるかもしれません。そんな場合は、以下の5つの点についてチェックしてみるといいでしょう。

 

強み&弱み分析①:内観や外観

お店の内観や外観、インテリアなどに特徴や個性、強みや弱みはありませんか?例えば、女性を集客ターゲットとしたいお店や高級志向のお店の場合、内観や外観、内装や外装は、集客戦略の成否をわける大きなポイントになる場合があります。

集客ターゲットに支持されたい、あるいは、他店との差別化を図りたいというのであれば、「内観や外観は高級感を出しつつ、メニューはリーズナブルなものにしたり、フランクな接客に徹したり」といった特徴をつけるといいでしょう。

 

強み&弱み分析②:店舗の認知度

お店のことがその地域でどの程度知られているのかといった、現状の認知度・知名度を分析してみましょう。ホームページへのアクセス数やSNSのアクセス分析などをもとに推し量るのも有効ですし、地域の住人や他の業種の店主や店員などに自店の認知度について直接ヒアリングしてみるのもいいでしょう。

認知度が低いようであれば、宣伝広告に注力するなどの改善策が見つかります。反面、認知度がある程度高いようなら、集客ターゲットに狙いを定めた宣伝広告にシフトするなどの施策展開にもつなげられるはずです。

 

強み&弱み分析③:立地条件

駅からの距離や大通りに面しているかなど、店舗の立地の強み&弱みを検証してみましょう。人目につきやすいか否か、競合店との距離感やパワーバランスなども踏まえて吟味することで、立地上の自力を認識することができるはずです。

立地的に強みがあるようなら、少し大胆な販促施策を打ってみたり、PRに力を入れてみたりするといいでしょう。逆に駅から遠かったり、人通りが少ないなどの弱みを抱えていたりする場合は、弱みをなるべく打ち消すための施策を検討するようにしてください。

 

強み&弱み分析④:商品・サービス

商品・サービスの内容はお店の根幹です。他の競合店とも比較しつつ、しっかりと強み&弱みを把握しましょう。価格競争力や取り扱っている商品・サービスの質、ボリューム、貴重さ、美味しさ、種類の豊富さなど、比較する軸はさまざまあるはずです。

他の競合店を視察したり、競合店の評判などを収集・分析したりすることで、自店の強みと弱みを明らかにし、強みについてはさらに磨きをかけつつ、弱みについては改善策の方向性を見出すようにしてみてください。

 

強み&弱み分析⑤:接客レベル

スタッフの接客レベルについても、強みと弱みを検証してみましょう。接客のレベルはお客様が来店する・しないを決める重要な要素のひとつにもなり得るものです。電話応対の丁寧さやスムーズさ、元気の良さ、清潔感、言葉使い、気配り、心配りなど、チェックするポイントは多岐にわたります。

競合店や他業種の接客術なども参考にしながら、強みと弱みを分析し、強みは維持しつつ、弱みについては接客ガイドやマニュアルを整備するなどして改善を図りましょう。

 

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