混雑を混乱にしない!混雑時の対応方法と行列整理の方法まとめ

混雑を混乱にしない!混雑時の対応方法と行列整理の方法まとめ

年末年始は初詣や初売りなど、街のあちこちで多くの人出が見込まれる時期です。そうなると気になるのが「混雑」。多くの人が一斉に動く以上は避けられないものですが、混雑をなるべく緩和し、混乱を招かないようにする工夫はできるはずです。個人経営のお店も、営業していれば、近くの初詣スポットや初売りの影響を受けて混雑するお店もあるかもしれません。また、年末に限らず話題の新製品や限定商品を扱う場合には、混雑や行列は避けられません。今回は、年末年始の商戦に向けて店主の皆様に考えておいていただきたい混雑や行列への対処法についてまとめました。

混雑時の対応の原則

行列ができるほどの混雑が発生した際は次の3つのことを念頭に置いて対応しましょう。

 

安全であること

安全であることはすべてに優先します。列に並んで待っている間も、列が進むときも安全に誘導できるようにしておきましょう。

 

不公平感がないこと

割り込みや追い抜きを許容してしまうと、思わぬトラブルの元になりますし、さらなる割り込みや追い抜きを誘発してしまうことになります。割り込みや追い抜きに対してはきちんと注意し、不公平にならないようにしましょう。

 

情報をきちんと届けること

行列がなかなか進まないと不安や苛立ちにつながってしまいます。今の状況や、あとどれくらいで入口や窓口などの目的の場所へたどり着けるのか、限定商品の販売時であれば、あとどれくらい商品が残っているのか、など、列に並ぶお客様が欲しいと思っている情報を随時届けるようにしましょう。

 

大規模な混雑が予想されるようなときは、これらの原則に基づいて事前にシミュレーションをしておくことが大切です。「どれくらいの人出が予想されるか」「どこに並んでもらうか」「どれくらいの混雑までなら店内で人が行き来できるか」といったことを事前に考えておくことが、冷静な対応につながります。また、お店の外で行列が出来ることが予想される場合は、近隣に迷惑がかからないようにする配慮も必要です。

 

混雑時の行列の整理方法

行列ができるときの整列方法には大きく2パターンあります。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

窓口ごとに並ぶ

スーパーのレジなどでよく見られる、ひとつひとつの窓口にそれぞれ並んでいく並び方です。メリットとしては、ひとつひとつの列が長くなりにくいことがあります。一方で、列によって進み方がまちまちになるため、場合によっては「他の列に後から並んだ人のほうが早く順番が回ってくる、といったことが発生し、不公平感につながるというデメリットがあります。

窓口ごとに並ぶイメージ

「フォーク並び」

銀行のATMコーナーなどでよく見られる、ひとつの列に並び、先頭の人が空いた窓口へ進んでいくという並び方です。列を1つにまとめることで、窓口ごとに並ぶときと比べて公平感が高いのがメリットですが、列が長くなりがちなので、列を蛇腹にするなどの対応が必要です。

フォーク並びのイメージ
また、お店のキャパシティを大幅に超えるお客様が押し寄せ、行列を作って並んでもらうだけでは対応しきれないような場合には、整理券を配布して、順番を明確にして来店時間を指定する方法や、限定商品の場合は抽選にする、といった対策も考えられます。いずれの方法を取るにせよ、「どこに、どのように並べば良いのか」を目につきやすいところに明示することが大切です。

 

行列を整理する設備がない店でもできること

行列を整理するための設備としては、パーテーションポール(ベルトパーテーション)が代表的ですが、「年に何度もないようなときのためにわざわざ買うのはちょっと…」と抵抗を感じる方も多いかと思います。そんな方でも取り組める行列整理の方法をご紹介します。

 

養生テープでラインを引く

養生テープで床に整列位置や進行方向を表示するのはひとつの方法です。一度、引いたラインに沿って行列が形成され始めたら、その後ろに自然に並んでもらうことができます。養生テープであれば床面を傷める心配もありません。

 

簡単な「最後尾」プラカードを作る

屋外で行列を作る場合は、「最後尾」と書かれた簡単なプラカードを作っておくと良いでしょう。行列の最後尾に並んだ人が持っておき、新たに最後尾に並ぶ人へリレーしていく方法を取っているお店もあります。こうしたプラカードにメニューや商品リストなどを書いておくと、待っている間にメニューや商品を選ぶことができ、お客様のストレスを和らげることにもつながります。

 

まとめ

初詣や初売りだけでなく、限定商品の販売などでも混雑や行列は発生します。対策を怠ると思わぬ事故につながってしまいます。多くの人出で混雑が見込まれる際は、必ず事前に入念なシミュレーションと準備をしておきましょう。「どこに並んでもらうか」「どれくらいの混雑までなら店内で人が行き来できるか」といったことを事前に想定しておき、自分のお店の状態に合わせて行列の整理方法を考えておきましょう。また、場合によっては整理券や抽選といった方法も検討する必要があります。混雑や行列の対応のための本格的な設備がない場合は、養生テープや簡単なプラカードなどで簡易的な対応が可能ですので準備することをおすすめします。

行列ができるほどの混雑は、裏を返せばそれだけお店が繁盛しているとも言えます。お客様のストレスを軽減する混雑対応で、お店の評判と売上をさらに高めていきましょう。

 

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エキテンマガジン編集部

エキテンマガジン編集部です。集客・販促に役立つ記事から雑学・コラム記事まで幅広く投稿します。